市内の新成人の門出を祝う「はたちのつどい」が1月10日(月・祝)、相模原市民会館ほかで開催される。今年も昨年に引き続き式典の時間を短縮したり、回数を増やして入場人数を分散させるほか、参加できない新成人向けにオンラインで生中継を行うなど、新型コロナウイルス感染症の対策を取った形式で実施される。
成人式「はたちのつどい」は例年、「成人の日」を記念して新成人を祝い励ますとともに、大人としての自覚を促し、郷土・相模原への関心を深める機会として行われる。今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症への対策を取った形式での開催を予定している。会場は中央区、南区、緑区にそれぞれ分けられる。
今年の新成人は2001年(平成13)年4月2日から02年4月1日までに生まれた人。11月1日現在、市内の新成人は7159人。中央区内では、男性1419人、女性1342人の合計2761人が節目を迎える。
01年は、米大リーグでイチロー選手(当時)が日本人として初のMVPに選ばれたほか、政治分野では第1次小泉純一郎内閣が誕生。流行語大賞には内閣が掲げたスローガン「聖域なき改革」をはじめ、複数の政治用語が選ばれた。
恩師のビデオレターも
中央区の会場である市民会館では例年、50分の式典が3回行われていたが、人の密集を避ける目的で昨年から時間を30分に短縮。回数も5回に分散して実施する。昨年上映した記念映画は時間短縮のため今年は取りやめ、代わりに実行委員が製作した中学生時代の恩師からのメッセージを集めたビデオレターが10分程度披露される。併せて、会場の様子はオンラインで配信される。
式典以外では、記念写真の撮影ができるフォトスポットコーナーも会場内に設置される。
実行委員長の潮田新太さんは「これまで生きてきた歴史を振り返り、人生の一つの節目として記憶に残る素晴らしい『はたちのつどい』にしていきたいと思う。ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
なお同式典は、緊急事態宣言の発令やイベント自粛の呼びかけなど、社会状況により、内容の大幅な変更や中止が判断される場合もある。
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