小田急多摩線延伸・上溝駅開設推進協議会(小林充明会長)が昨年募集した「上溝まちづくりプラン」の受賞作が決まり、5月28日に上溝公民館で表彰式とプレゼンテーションが行われた。
同プランは、小田急多摩線の延伸と上溝駅開設の実現を目指す同協議会が、上溝の乗降客を増やすためにはまちがにぎわい、他の地区から来たい、住んでみたいと思われるような暮らしやすく魅力あるまちにすることが必要と、広く一般からそのためのプランを募ったもの。
19作の応募があり、その中から久保裕次さんの「まちづくり ふるさとづくり〜みんないきいき、安心・安全なまちづくり〜」が、大賞に選ばれた。優秀賞は、手塚義行さんの「上溝の街をこう変えたい」と加藤祐次さんの「上溝駅・番田駅 向上計画」が、また佳作には萩原昭夫さんの「町をどう変えたらいい」と千葉妃南さんの「誰もが来やすい上溝のまち」が選出された。
大賞の久保さんのプランは、上溝地区の良さ(長所)と問題点を抽出。それを前提に提案Iでは「鉄道交通網の充実・整備」やコミュニティ・センターの設立・運営を、また提案IIでは自治会ポイント制の導入を挙げている。
入賞したプランは、この日活動休止を発表した同協議会に代わり同日新たに発足した上溝みらい創生委員会(根岸利昌委員長)が、具現化に向け取り組んでいく。