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相模原弥栄高 国際美術展で最優秀校に 支え合い 念願の賞つかむ

文化

公開:2022年8月11日

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佳作に入選した作品と同部メンバー
佳作に入選した作品と同部メンバー

 「高校生国際美術展」(NPO法人世界芸術文化振興協会主催)美術の部でこのほど、相模原弥栄高校(五十里雅子校長)の美術部が学校単位で選ばれる「学校賞」の最高賞にあたる最優秀校賞に輝いた。=同面に関連枠

 同展美術の部には全国の高校から1285点の出品があり、同校は2年生を中心に24点を応募。そのうち12点が佳作以上に入賞し、所属する各部員の作品に対する評価や受賞数などの総合成績で決まる学校賞の中で最高賞にあたる最優秀校賞に初選出された。顧問の横山文靖教諭は「部員たちの努力のおかげで夢のような賞が取れた」と喜びを語る。

 同展での学校賞受賞は同部の長年の目標だった。出品しても入賞が叶わない年もあった。

 前身の弥栄高校時代の2019年、「ベスト4」と言える学校賞学校奨励賞を獲得した。だが20年・21年は新型コロナの影響で部活動の時間を十分に確保できず、出品を断念していた。

 一方、毎年2月に実施される「全日本学生美術展」では21年、22年と2年連続で団体日本一になるなどコロナ下でもオンラインツールを用いた活動で着実に力をつけてきた同部。今回の高校生国際美術展に向けては横山教諭のほか、美術教員の五十里校長からも指導を受け、校内での部活動時間で部員同士が切磋琢磨し、作品を仕上げた。

 個人としては奨励賞を受賞した副部長の加藤蓮奈さんは「行き詰まった時も部の仲間に支えてもらったし、みんなの絵を見ていい刺激をもらえた。これまでで一番一体感があった」と制作期間を振り返る。部長の室本美結さんは「他の高校が3年生中心に出品する中、2年生だけで日本一。みんなで頑張った」とメンバーを誇った。

 同部員による奨励賞以上の8作品は8月21日(日)まで国立新美術館(東京都)で展示されている。

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