戻る

さがみはら中央区 トップニュース教育

公開日:2022.09.15

市内6大学
学祭 今年の開催は
青学「4年ぶり」対面で

  • 青山学院大学相模原祭実行委員会。およそ130人いるうち9月9日の会議に参加していたメンバー。相模原祭の「S」でポーズ

 秋の風物詩のひとつ、大学の学園祭。ただ、ここ2年はコロナ禍で中止やオンラインなど通常開催できていないところがほとんど。今年は3年ぶりの「対面」が期待される。市内にキャンパスをもつ6大学と1短大に状況を聞いた。



 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、市内にキャンパスを構える5つの大学の昨年、一昨年の学園祭は中止、あるいはオンライン開催だったが、今年は3年ぶりに来場を受け入れ「対面」に戻すところが多い。



 女子美術大学(南区麻溝台)は10月21日と22日と23日、麻布大学(中央区淵野辺)は10月29日と30日、相模女子大学(南区文京)は11月3日と4日、それぞれ対面で実施。桜美林大学(中央区淵野辺に一部キャンパス)は10月29日と30日に対面とオンラインでの開催予定で一般の人の来場も検討中。一方、北里大学(南区北里)は11月5日と6日、対面だが来場者を学生やその家族らに限定し実施する。



 その中で10月8日と9日に「4年ぶり」の対面開催に向け準備を進めるのが、中央区淵野辺の青山学院大学だ。



 昨年、一昨年は他大学と同様、オンライン。2019年は台風の接近により中止となっていたのだ。「その年に1年生だった今の4年生は、このままだと『通常の学祭』を経験せずに卒業してしまう。今年はぜひ対面で」。実行委員会のメンバーの開催への思いはひとしおだ。



「わかる人いない」



 ただ、現場は苦労をしている。実行委員会は3年生が主体なので、3年間開催をしていない学祭を「わかる人」がいない。「どう進めたらいいか、資料で判断するしかない。実際の様子を先輩もわからないので先輩の先輩に話を聞いたりと縦のつながりを駆使している」と、副委員長の片山大暉さん(2年)は話す。その上、開催には感染症対策が必須で、その準備も必要だ。「(昨年実行委員会の)4年の先輩は対面開催できず無念だったはず。今年は何とかできたらいい」(片山さん)。なお、今年は実行委員会へ参加する1年生が多く、昨年の2倍である60人いるという。学祭で青春を味わいたい―。そんな思いはコロナ禍でさらに強くなったのかもしれない。



 和泉短期大学(中央区青葉)は19年以降学祭を中止に。代替えイベントとして学習発表会を開催している。今年は10月29日に開催予定。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら中央区 トップニュースの新着記事

さがみはら中央区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS