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公開日:2023.09.14
小山小6年橋詰さん
全国ピアノコンで銅賞
楽しむ感覚を掴み快挙
市立小山小学校(中央区)6年の橋詰歩佳さんが8月19日・20日に東京オペラシティ(新宿区)で開催されたピアノコンクール「第47回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会・ソロ部門C級(小学校5年〜6年)」で銅賞に輝いた。ピアニストの登竜門ともいわれる晴れの舞台で見事な音色を響かせた。
ピティナ・ピアノコンペティションは一般社団法人全日本ピアノ指導者協会が主催する国内最大規模のピアノコンクール。全47都道府県の250カ所以上で未就学児から大人までの幅広い部門の予選が開催され、今年は計1万9000人以上が参加したという。
ソロ部門C級(小学校5年〜6年)にエントリーした橋詰さんは、5月の地区予選で優秀賞に輝き、予選を通過した。昨年は関東地区本選で涙をのんだが、7月にあった同本選で最優秀賞を獲得し、念願の全国への切符を掴んだ。
「ずっと目標にしていた夢の全国の舞台。大会当日が自身の誕生日にもあたり、運命的なものを感じ、悔いの残らないよう全力を出したかった」と臨んだ大舞台。今大会に向けて夏休みに入ってからは毎日8時間以上の猛練習を重ねていた。大会には全国から勝ち進んだ93人が各々の腕を競い合う中、橋詰さんはモシュコフスキ作曲の『20の小練習曲 Op.91より 第14番』などを演奏し、日ごろの練習の成果を披露した。
演奏が終わった瞬間、やりきった達成感とプレッシャーから涙が止まらなかったという。「いつもは緊張でいっぱいになるが、今回は演奏中に楽しいと感じるようになっていたので、ひょっとするとという手ごたえはあった。この結果はとても嬉しい」と喜んだ。
将来は学校の先生に
橋詰さんがピアノを始めたのは5歳。小学2年生の時、中央区内でピアノを指導する市村育代さんの生徒たちの連弾をYouTubeで見て憧れ、教室に通うようになった。
市村さんは今回の結果について「彼女がずっと出場を目標にしてきた大会なので、感慨深いものがある。ここまで来る彼女の努力を見てきたので私も嬉しくて涙が出た」とコメントした。
橋詰さんは「中学生になったら、吹奏楽部に入部したいと思っているがピアノは続けていきたい。将来の夢は学校の先生になって、音楽の素晴らしさを子どもたちに伝え、一緒に音楽を楽しんでいくこと」と話した。
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