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公開日:2024.01.11

相模原市内
被災地支援、広がる
各団体が募金や物資提供

  • 市役所本庁舎に設置された募金箱

  • 集まった物資を運ぶJCメンバー

 石川県能登地方で1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被災地を支援しようと、相模原市や市内の各団体が募金活動などを始めた。市は3つの庁舎に募金箱を設置したほか、まちづくりセンターなど17カ所で義援金を受け付けている。また経済団体やボランティアグループも独自の支援策に乗り出している。

 1日に能登地方を震源として発生した「令和6年能登半島地震」は甚大な被害をもたらした。

 相模原市内では5日、市生活福祉課内に事務局を設置する「日本赤十字社神奈川県支部相模原市地区本部」による義援金の受付が始まった。市役所本庁舎1階ロビー(中央区/平日午前8時30分〜午後4時30分)、緑区合同庁舎1階総合案内(緑区/平日午前8時30分〜午後5時)、南区合同庁舎1階区民課(南区/平日午前8時30分〜午後5時)の3カ所に募金箱を設置。また一部のまちづくりセンターや緑区役所区政策課、市生活福祉課、南区役所区民課など市内17カ所の窓口で現金の受付も行っており、詳細は市公式ホームページから確認することができる。いずれも12月27日までを予定している。

JCは物資提供

 相模原青年会議所(JC/九嶋俊彦理事長)は石川県に物資提供を行った。地震発生翌日の2日、役員らが中心となって呼びかけを行い、同JC会員のほか、日本青年会議所神奈川ブロック協議会の会員らも物資を提供。ブルーシート433枚、2リットルの水168本、簡易トイレ1345枚などが集まった。支援物資は同JCのOBで貨物運送業の有限会社エス・エス・ジー(南区麻溝台)の協力で5日、石川県の日本青年会議所石川ブロック協議会に届けられた。その後は同協議会によって県内各地に運ばれるという。

 7・8日には相模原駅、相模大野駅、橋本駅で募金活動も行った。集まった募金は物資同様、石川ブロック協議会に送られる。

 九嶋理事長は「人のため、地域のために行動することを掲げている中、ここで行動しないとと思った。相手に配慮しながら、JCのネットワークも活用し情報に応じて自分たちにできることを続けていきたい」と話した。

青い鳥は売上寄付

 福祉と環境を考えるボランティアグループ「青い鳥」(前川好子代表)が中心となって市内でチャリティーグッズ販売会を市との共催で開催する(1月11日(木)=市役所本庁舎1階ロビー、午前11時〜午後3時/1月13日(土)・14日(日)=アリオ橋本1階グランドガーデン、午前11時〜午後5時)。

 販売するのは青い鳥が作成した布ぞうりやポーチ、帽子、手袋、エプロン、小物など。売上は日本赤十字社神奈川県支部相模原市地区本部に全額寄付される。また集客を高めるため、購入者にはアプリ内で青い鳥からまちのコイン『すもー』が配布される。青い鳥に『すもー』を寄付することもでき、間接的な販売会の支援もできる。

 当日は思いに賛同する3団体(こみかる・きっず相模原、さがみはら4R連絡会/旧さがみはらリサイクル連絡会、たんぽぽの里)も協力する。

 前川代表は「被災地に皆さんの気持ちを形にして届けたい。ぜひ来ていただければ」と呼びかけている。

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