今月はこの逸品!考古市宝展 【7】東国に数少ない奈良三彩小壺(ならさんさいこつぼ)(期間 2/1〜2/28)
このコーナーでは、旧石器ハテナ館で行われる展示を不定期に紹介します。
中国の唐で作られる「唐三彩」の陶器を日本で真似して作ったのが「奈良三彩」。奈良の平城京に都が置かれた奈良時代のもので、高い技術が求められるため都周辺で作られたものとみられます。東国での出土事例は極めて少なく、相模原市指定有形文化財になっています。奈良の都からみれば、当時の相模原はかなり遠方の地ですが、都とのつながりを語る逸品です。(学芸員:中川真人さん)
考古市宝展って?
相模原市では発掘調査が行われ、考古資料も数多く出土しています。
その中から「これぞ!」という至宝の逸品を展示する企画です。
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