Sagamihara Business Frontier 「相模原をエネルギー革命の出発地点に」 株式会社PXP 緑区西橋本
相模原市を拠点に「軽くて曲がる太陽電池」を開発している「株式会社PXP」は、太陽電池の分野において世界最先端の技術を持っている。同社が手掛ける「カルコパイライト型」の太陽電池は世界的にも開発している企業が少ない上、同社の製品は耐久性の面で特に優れている。曲面などのさまざまな場所に設置できるため、太陽発電の普及を飛躍的に進める可能性がある。
栗谷川悟代表取締役社長は「ものづくりは時間もお金もかかるが、これがなくなると産業の中身がなくなる大事なところ。日本のソーラーは終わったと言われているが、もう一度、ここから日が昇るように第二世代になればいい」と話す。その思いと高い技術で、相模原市の産業・経済に貢献する。
さらに同社では、太陽電池が人々の行動の自由度を高めるとも考えている。太陽光は誰にでも降り注いでいる資源であるため、太陽電池を設置すれば電力の供給を他者に依存せず自立した生活を送ることができるからだ。
地球温暖化への危機感も強い。最高財務責任者の友清寛之さんは「僕の子どもたちが生きる時代を考えるとアクションしなきゃと思う」と仕事への思いを語った。
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