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さがみはら中央区 教育

公開日:2025.07.31

中学生議会が開会
最終日に市へ提言

  • 10人の中学生議員が議長に立候補し議場で演説を行った

 中学生が議員となって3日間にわたり相模原の未来を考え、市に提言を行う「さがみはらジュニアハイスクール議会2025」の1日目が7月23日、市内で開催された。

 若者の政治への無関心や投票率の低さが課題となっている中、子どもたちの地域社会や政治に対する興味向上を目的に相模原青年会議所(JC/八木貴弘理事長)が主催する事業。3回目となる今年は市内在住・在学の中学生20人が参加している。

 開会に際して本村賢太郎市長は「みなさんの意見がもしかしたら政策になるかもしれない。日ごろ感じていることや『こんな相模原にしたい』という思いをこの機会にぶつけてほしい」と呼びかけた。

議長決まる

 市議会議場で行われた議長選挙では、10人の中学生議員が立候補。一人ずつ演説を行い、立候補理由や議会にかける意気込みを語った。投票で議長に選ばれた江成涼太さん(田名中2年)は、3日間共に過ごす仲間たちに「選んでもらった責任を果たすため、一生懸命・粉骨砕身やっていきたい。学年に関係なく話し合って分かち合って楽しむ議会に」と意気込みを語った。

 中学生議員たちはその後、総務・こども文教・建設の3つの委員会に分かれ、2日間かけて地域課題やその解決策などを議論。最終日となる8月8日には議場で本物の議会と同じように市に対する質疑を行い、本村市長に政策を提言する。

 担当する同JCの原嶋伸広委員長は「事前にしっかり勉強した上で楽しみながら積極的に意見を出し合い、立派に議論している中学生たちを誇りに思う。この活動を通して地域に興味を持って、自分たちが大人になった時のまちを考え、創造していってほしい」と話している。

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