さがみはら中央区 社会
公開日:2025.09.02
相模原市内で熱中症の搬送数増加
消防局が注意喚起「#7119活用を」
相模原市消防局は、市民に対し熱中症への警戒を呼びかけている。
熱中症のサインと応急処置
熱中症はめまいやだるさ、頭痛といった初期症状から始まるが、意識がぼんやりする、けいれん、まっすぐ歩けない、38℃以上の体温などの症状がある場合は重度な熱中症を疑い、涼しい場所へ移動させる、衣服をゆるめて首筋や脇の下など太い血管が通る部分を冷やす、意識があればスポーツドリンクなどを少量ずつ飲ませる(自力で飲めない場合は無理に飲ませない)などの応急処置を行う。
相談窓口と救急要請
熱中症が疑われるものの救急車を呼ぶべきか迷う場合は、救急安心センター「#7119」に電話をすれば看護師等の専門家に相談ができる。
消防局の担当者は「ただし相模原市を含む「042」で始まる市外局番の固定電話からだと、東京消防庁につながる場合があるため、固定電話からは【電話】045-232-7119または【電話】045-523-7119に電話して、県の「かながわ救急相談センター」に相談してほしい」と話す。
ただ、消防局の担当者は「意識がない、呼びかけに応じない、けいれんが止まらないなど緊急性が高い場合は、迷わず「119番」に通報してほしい」と話す。
9月も暑さ続く
相模原市消防局によると、今年6月から7月の熱中症が疑われる救急搬送者数は247人。区別では中央区97人、南区88人、緑区62人となった。
気象庁が8月19日に発表した9月以降の3カ月予報では、関東甲信地方の平均気温は「高い見込み」であり、熱中症への警戒が必要と思われる。
- 関連リンク
- 熱中症にご注意ください!(外部サイト)
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