さがみはら中央区 社会
公開日:2025.11.27
相模ダムの歴史を探る
12月13日 紙芝居など
戦時中の労働力不足のため、朝鮮や中国から強制連行された人々が建設工事に従事したとされている相模ダムについて、紙芝居などで歴史を学ぶ会が12月13日(土)に開催される。会場は麻溝公民館(南区下溝)。午後1時から3時まで。参加無料。
相模ダムは戦時中の京浜工業地帯の工業用水や電力確保などのために造られた日本最初の多目的ダム。1947年に完成した。イベントに登壇予定の「相模湖・ダムの歴史を記録する会」によると、建設工事には東北・北陸からの出稼ぎの日本人のほか、勤労学徒、強制連行された朝鮮人や中国人捕虜など360万人が従事したという。
公的な記録が乏しく実態が明らかになっていないため、同会では地元や中国での聞き取り調査を行い、歴史を掘り起こしてきた。小中学校などでの伝承活動にも取り組んでいる。
当日は同会の橋本登志子代表による話に加え、イラストレーターのいしげしょうこさんの紙芝居が披露され、相模ダムや相模湖について学ぶことができる。津久井地域の佐野川茶も無料で振る舞われる予定。
主催する市民団体「命と自然が息吹く東沢の会」の白鳥淳子さんは「ぜひ多世代で参加していただき、つながる場にしたい」と話している。
12月10日(水)までに要申し込み。問い合わせは白鳥さん(メール/watajun1115@gmail.com)へ。
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