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10月10日(木) 開業記念特集 本日ペアナード誕生「人が交わるオダサガへ」 ラクアルから6年 駅直結で「回遊性」創出
「この日を迎えられたことを、大変感慨深く感じております」−−。小田急相模原北口B地区・第一種市街地再開発事業工事が終わり、本日10日(木)、商業施設「ペアナード オダサガ」のグランドオープンを迎えた。再開発事業の構想から完成に至るまで約25年。“街をより良くしたい”という開発に携わる人々の思い、道路整備などにおける行政の協力、そして、周辺住民の理解がひとつになった。6年前に完成し、すでにこのエリアの顔となっているラクアル・オダサガ(A地区)とともに、今回オープンしたB地区の完成をもって、小田急相模原地区の再開発事業は終了となる。
鈴木理事長に聞く
記者■小田急相模原駅前北口の再開発事業は、いつ頃から始まったのでしょう?
鈴木理事長□小田急相模原地区は昭和13年頃、陸軍病院(現・国立病院機構 相模原病院)の開業を契機に開発が始まりました。昭和30年代後半から人口は増加していく一方で、土地の利用が立ち遅れていたり道路が未整備という状況であったため、商業の発展を目指す新たな街づくりが求められていきました。
■具体的にはどのように進んでいったのですか?
□もともと駅北口の再開発は、ラクアルとその駅前バスロータリーを含んだ「A地区」と、このほどペアナード オダサガが建った「B地区」が同時に協議されていました。昭和63年頃から、行政や権利者が集まって勉強会をしていく中で、意識の違いや緊急度などの観点から、「ではまずはA地区から」と時期をずらして再開発を進めることになりました。
■事業は順調に進みましたか?
□もちろん、すんなりとは進みませんでした。行政との調整や地権者との話し合いなど、度重ねて進めてきました。ですが、特別断られても再開発自体を諦める気持ちにはならなかったですね。「だめだと言われてからがスタートなんだ」と。それは新しいものを作っていくという再開発事業にはつきものですし。たくさんの方々の理解、サポートがあったからこそ、A、そしてBの完成に至ったのだと思います。
■ラクアルが完成し丸5年の歳月が経ちましたが、相変わらず地元の方に人気の施設ですね
□おかげさまで、これまでテナントは1店舗も入れ替わりなく営業しております。循環や新たな活気という意味では、また別の評価なのでしょうが、地域の方に長く愛されている証拠といえるのではないでしょうか。また、公民館機能の「おださがプラザ(4階)」も、連日たくさんの方に利用して頂いております。
■このほど完成したペアナードも、中に入るテナントに注目が集まっています
□「このようなお店が入って欲しい」などと、地域の方から多数の要望を頂きました。ただ、小田急相模原という土地柄、ここに遠方からも人を呼べる力は正直ないんです。オダサガエリアに住む全体の2、3%でもいいので、このエリアの方がここに踏みとどまって、お買い物をして食事でもしてくれたら嬉しい。個人的にはそういう土地だと思っていますし、それに見合った再開発ができたかと。皆さんが商業構成をどう評価するかどうかは別として、この地場にあったものができたのではないかと思います。
■今回のペアナードの開発にあたって、ご配慮されたのはどのような点ですか
□やはり、憩いの場(2階駅直結)を設けたことですね。駅前という場所で防災面の観点からも集まれる場所は設置したかった。あとはクリニックモールです。小田急相模原も高齢化などの観点から医療施設がもっと必要な街でありますので、駅前という便利な立地で、3階は専門医が集まるフロアにしました。ラクアルには、4階に「おださがプラザ」を設けましたし、こちらのペアナードも地域の方が気軽に寄って頂ける場所になればと思っております。
■最後に、AラクアルとBペアナードとの連携についてどのようにお考えですか
□もともとAとBとは一つの再開発事業でした。ですので、今回のBの完成をもって、北口再開発の一つの締めとなります。そして行幸道路をまたぐAとBとを結ぶデッキが設置されたことにより、人が集まり、そこで行き交ってもらえる施設をめざしております。このAとBとの回遊性が、駅前、並びに、小田急相模原駅周辺エリア全体の活性化に繋がればと願っております。
鈴木博雄氏(小田急相模原駅北口B地区市街地再開発組合理事長)/地元からの支持を受けA地区、B地区再開発事業のリーダーを務めた。この事業には25年以上にわたり携わる。(株)湘興ハウジング会長
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こどもタウンニュースさがみはら版12月1日 |
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「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
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