公益社団法人相模原法人会(新倉裕会長)が今年で創立50周年を迎え、10月17日に相模原市立産業会館で記念式典が行われた。役員や会員のほか、県内の法人会や市内の経済団体、税務署関係者らが参加し、盛大に節目を祝った。
相模原法人会は1974(昭和49)年6月、相模原税務署の創設に伴って厚木法人会から分離する形で発足した。78(昭和53)年1月には婦人部会、82(昭和57)年3月には青年部会が発足し、2013年に新公益法人制度に基づいて公益社団法人に移行した。現在は会員約2900社で構成される。
税務行政の円滑な執行に寄与し、地域企業と地域社会の発展に貢献することを目的として、税知識の普及や納税意識の高揚、税制・税務に関する調査研究などの事業に取り組んでいる。
50周年を迎えた今年、同法人会では各種の記念行事を実施。7月にはマルシェ、9月には健康シンポジウムや経済アナリストの森永康平さんの講演会を開催し、参加した市民とともに節目を祝った。
終始お祝いムード
この日の式典では同法人会の歴史を振り返る動画が紹介されたほか、永年役員や協力会社への感謝状の贈呈式があった。
あいさつに立った新倉会長は、歴代会長の功績を紹介した上で「この50年間の歴代会長のご尽力と会員の皆さんの理解・協力に敬意を表すとともにお礼を申し上げる。これまで以上に会員のため、地域のため、社会のための法人会として60周年、100周年をめざし適切な事業活動に努めていきたい」などと話した。
この日は俳優の高橋英樹さんとフリーアナウンサーの高橋真麻さん親子による記念講演会や祝賀会のほか、「税に関する絵はがきコンクール」の表彰式もあり、終始お祝いムードに包まれた。
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