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公開日:2026.07.30

少年軟式野球相陽クラブ 練習の取り組みが本に 野球指南書、監修・撮影で協力

  • 本を手に笑顔の内藤監督

    本を手に笑顔の内藤監督

  • 相陽クラブの選手ら=同クラブ提供

    相陽クラブの選手ら=同クラブ提供

 地元の少年野球チーム・相陽クラブの現役選手が登場し、内藤博洋監督が監修したスポーツの指南書『指導者と選手が一緒に学べる!野球練習メニュー200』(池田書店発刊)が7月24日に発売された。創設から4季連続で全国大会出場を成し遂げている同クラブの練習内容や指導の秘訣、野球の魅力がつまった一冊になっている。

 同書は主に小中学生を対象に初心者から上級者向けまで202の練習メニューを写真付きで分かりやすく解説した指南書。選手とコーチの「教科書」と銘打ち、今までにバスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、バドミントン、卓球、サッカーが発行されている。今回、シリーズの第7弾として、2023年の創設以来、4季連続で全国大会出場を果たしている同クラブに白羽の矢が立った。

 クラブを立ち上げ、監督として選手の指導にあたる内藤博洋さんは、大野北中学校の社会科教師として教鞭をとりながら、監督として選手の指導に力を注ぐ。新町中、大沢中、相陽中在籍中にも野球部を率い、県大会や関東大会優勝などの成績をあげている。

 コロナ禍に「選手が自宅で練習できたら」との思いで始めた練習動画の配信が編集者の目に留まり、昨年の秋頃に本監修の相談を受けたという。「いつか自分の本が出せたらと思っていたので、話をもらった時はうれしかった」と依頼を快諾。市教育委員会の承認を得て、製作が進められた。

「ワクワクする野球」

 撮影は昨年冬から同クラブの練習グラウンドで行われた。「投げる」「捕る」など9つのテーマに分類された練習メニューを分かりやすく説明するため、現役選手がモデルとして登場。ページには練習風景の写真とともにねらいやポイントも掲載されている。内藤さんは「いつもの練習を撮った感じ。選手たちも自然だったな」と振り返る。

 詳細に練習メニューが記された一冊となったが、内藤さんが一番伝えたいのは「野球を楽しんでほしい」ということ。その思いは同書の「はじめに」でも綴られており、「楽しくて強い野球がモットー。野球を心から楽しむことが前提。それでいて試合に勝つチームを目標としている。選手たちには上達する喜びと楽しさを感じてほしい」と力を込める。本の表紙には「目指すのは『ワクワクする野球』!楽しいから、強くなる」と大きく掲げられた。

 出版を迎え、内藤さんは「子どもたちは喜んでいるけれど、その反面、優勝しなければというプレッシャーもあるかも」と苦笑い。今後は「クラブの全国優勝」を目標にあげ、「いつか市内に誰もが楽しめる『ベースボールパーク』をつくりたい」と夢を語った。

 「野球練習メニュー200」は、A5判全192頁。定価2420円。近隣の書店や楽天ブックスほか、各オンライン書店で購入できる。購入に関する問い合わせは、楽天ブックス【電話】0120・29・9625。

初の日本一へ

 同クラブは7月に実施された「全日本少年軟式野球大会」の神奈川県大会をすべて完封勝利で制し、4季連続となる全国大会出場を決めた。

 8月から始まる大会を前に内藤さんは「投手も守備もいいチーム。初戦、大事に入って一戦でも多く戦うことができれば。そして念願の『全国』優勝を目指したい」と意気込んだ。

 同大会は8月9日(日)から14日(金)まで、横浜スタジアムで開催される。開会式は10日(月)午前8時から。クラブ初戦は11日(火・祝)。東海大静岡翔洋戦。内藤流メソッドで初の日本一を目指す。

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