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伊勢原 文化

公開日:2026.04.24

山伏が修験道を披露 日向薬師で春季例大祭

  • 山伏が修験道を披露 (写真1)

 日向薬師宝城坊(内藤京介住職)で4月15日、春季例大祭が行われた。

 日本三薬師のひとつにも数えられ、源頼朝や北条政子も参詣したとされる宝城坊。この日は古来から続く、山伏の峯入りの様子を今に伝える数少ない伝統行事である「神木のぼり」が、地元有志の「神木のぼり保存会」(秋山良次会長)によって行われた=写真。

 境内では山伏姿の修験者が「山伏問答」や弓矢で四方の邪気をはらう儀式を行った後、高さ5メートルのシイの木に登った修験者が、参詣者の安穏平和などを祈念する祈願文を読み上げると、観客から大きな拍手が起こった。

 その後、参詣者の願いが書かれた護摩木がたかれる「柴燈護摩」が行われ、火が燃え尽きたところを山伏に続いて参詣者がわたる「火渡り」が行われた。

 この日は平日にもかかわらず、伝統行事を一目見ようと、家族連れなど大勢の観光客が足を運んだ。80代の女性は「今日が誕生日なので毎年欠かさずお参りに来ている」と話したほか、伊勢原市内から友人と訪れた女性は「ウクライナの平和やアメリカとイランとの戦争が早く終わって平和な世の中になってほしいと祈った」と語った。

かながわのまつり50選

 日向薬師の例大祭は、かながわのまつり50選にも選ばれ、神木のぼりは明治初期の神仏分離などで途絶えたが、1974年に100年の時を経て復活。以来、同保存会によって行われ、市の無形民俗文化財にも登録されている。

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