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公開日:2026.05.28

【相模原市】横山公園の蜂蜜と昔の味たまご農場の卵のコラボプリンを名産品へ

  • プリン製造に関わったスタッフ(前列左が松井さん、真ん中が前田さん)

    プリン製造に関わったスタッフ(前列左が松井さん、真ん中が前田さん)

  • 蜂を育てる様子=前田さん提供

    蜂を育てる様子=前田さん提供

 横山公園(中央区)で採れた蜂蜜と、たまご街道(麻溝台)の卵を使用した「よこやまハニーのプリン」が6月6日(土)に行われる同園のイベントで販売される。レシピ開発や製造は区内の事業所が手掛け、地域の力が結束した新たな名産品の誕生に期待が寄せられる。

 横山公園を管理する横浜緑地株式会社(横浜市)が園内での養蜂を開始するにあたり、スポーツができることで知られる同園で地域の名産を作りたいと考えていたのがきっかけ。

 養蜂を担当する同社の前田佳子さんは同園で採れる蜂蜜と麻溝台にある鶏舎や直売所が点在する「たまご街道」の卵を使ってプリンを作りたいと考えていた。前田さんはさまざまなプリンを食べる中で「硬めで卵の香りがして本当に美味しい」と白羽の矢を立てたのが昔の味たまご農場(麻溝台)。前田さんは製造元で社会福祉法人らっくが経営するレストランAMI(麻溝台)を訪れ、「公園内で蜂蜜が採れたらぜひプリンを作って欲しい」と依頼した。

 同所の副施設長の松井めぐみさんは「蜂蜜を使って料理をした経験がないので不安だったが、挑戦したいと思った。横山公園はよく利用しているので身近な場所とコラボができるのがうれしかった」と話す。

楽しく開発

 昨年十分な量の蜂蜜が採れたことから、松井さんと同所の職員でレシピ開発に取り組んだ。開発期間は1カ月で、蜂蜜と卵のバランスやプリンの硬さ、柔らかさなどに試行錯誤した。「毎日みんなで楽しみながら作ったので、大変とは思わなかった」と松井さんは振り返る。同園や同農場を交えた試食会を経て「よこやまハニーのプリン」が完成。前田さんは「正直、プリンの製造まで数年かかると思っていたので、2年目で完成し夢が一つ叶った」と思ったという。

 砂糖を使わず、甘さは蜂蜜だけ。前田さんは「公園周辺にある花の蜜を吸った蜂から採れたものなので、甘さだけでなくフローラルな香りが良い」と自慢の蜂を語る。松井さんは「鼻から抜ける蜂蜜の香り、口に広がる卵を楽しんで欲しい」と力を込める。

即完売

 「よこやまハニーのプリン」は昨年11月、同所で初めて販売。用意していたプリンが同日のうちに売り切れるほどの人気ぶり。「蜂蜜の香りが良い」や「横山公園にはよく行く」といった感想が寄せられた。同月に行われたよこやまオータムフェスタでも販売から1、2時間で完売した。

 蜂蜜の収穫量により、製造できる量も変わる。そのため松井さんと前田さんは「常時提供できるプリンではないからこそ、たくさんの方に興味を持って食べてほしい」と話した。

 「よこやまハニーのプリン」は6月6日(土)の「よこやまみ〜つフェスタ2026」のレストランAMIブースで販売。午前10時から。同レストランでも不定期で販売されている。(問)【電話】042・705・3621。

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