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さがみはら南区 社会

公開日:2026.11.02

【相模原市南区】イオン相模原SCで介護の日フェア「人や体験通じ、介護を身近に」 

  • 高齢者疑似体験をする参加者(右)

    高齢者疑似体験をする参加者(右)

  • 商業施設で開催された介護の日フェア

    商業施設で開催された介護の日フェア

 体験などを通じて介護の仕事や現場に触れる「介護の日フェアinさがみはら」(一般社団法人相模原市高齢者福祉施設協議会、相模原市介護老人保健施設協議会主催)が10月31日、南区古淵のイオン相模原ショッピングセンターで開催された。

「全然聞こえない」

 会場に設けられた「高齢者疑似体験コーナー」では、来場者が白内障の見にくさを再現したゴーグルや、聴覚を遮るイヤーディフェンダー、重り入りのスリッパなどを装着し、加齢に伴う身体機能の衰えを疑似体験した。手元のコインケースからお札や小銭を取り出そうとして落としてしまったり、サンプルの飲食店メニューの文字の読みにくさを感じたり、日常生活における高齢者の不便さを肌で学んでいた。

 体験した女性は「耳も遠く、全然聞こえないのでてきぱき話せない。少しの段差も歩きにくさがあった」と気付きを話した。担当者は「体の自由がきかない高齢の方に対し、想像をめぐらし、街中でその場面に出くわしたときに広い心で接してもらえれば」とアドバイスを送った。

 また当日は、施設職員と利用者の笑顔をテーマとした写真展「介護に笑顔はよく似合う」の表彰式が行われた。主催団体の両協議会に加盟する会員から募った43点の作品を、実行委員会や神奈川県立津久井高校などの生徒らが審査。今年度の最優秀賞には、特別養護老人ホームりんどう麻溝の作品「俺が桃太郎だ!」が選ばれた。

 相模原市高齢者福祉施設協議会の大塚小百合会長は「多くの人の目に留まるよう、今回は商業施設での開催にした」と狙いを語り、「相談ブースや体験、写真を通じて介護の現場や働く人を知ってもらい、介護をより身近に感じ、魅力が伝われば」と期待を込めた。

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