さがみはら緑区版 掲載号:2019年5月16日号 エリアトップへ

ピアニストで、5月23日に初めてのミニアルバムをリリースする 大塚 恵美さん 中央区矢部在住 29歳

掲載号:2019年5月16日号

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ピアノで感謝と夢届ける

 ○…「一曲一曲に大切な人たちを思う気持ちを込めました」。5月23日に初のミニアルバムをリリースする。2年前に相模湖交流センターで行われたピアニスト・国府弘子氏のワークショップで、作曲の才能と柔らかな音色が評価され、瞬く間にデビューの運びに。「ずっとピアニストに憧れていた。迷いはなかった」とまぶしい笑顔を見せる。

 ○…ピアノを始めたのは3歳の頃。楽譜にとらわれず気持ちのままに演奏することが大好きだった。だが、進んだ音大では楽譜に沿って技術を磨くことが求められ、必死に応えたが、「自由に演奏したい」と戸惑いも感じていた。そうした中、学校のイベントで、クラシックやジャズ、ポップスなど多様な要素から成る国府氏の曲を耳にした。「国府さんのように好きな音楽をやりたい」。プロに憧れるも自信を持てずに一旦は諦め、もう一つの夢だった指導者の道に。市内の小学校で非常勤で音楽を教える傍ら、趣味で曲を作っていたのが奏功し、夢が現実となった。

 ○…実は体育会系。学生時代はバドミントンに熱中した。今も当時の仲間と「おばトミントン」と題して打ち合う。最近はスマートフォンでの撮影が楽しみで、構図や光量を工夫して納得のいく一枚に仕上げる。CDジャケットには自身が撮影した写真が採用された。

 ○…デビューを果たした一方で、講師も続ける。子どもとの交流は活動の源であり、音楽を純粋に楽しむ心を思い出させてくれる。そして、プロの道を応援してくれる彼らの思いに応え、夢を与えることを自身の役目に据える。「今後は曲や演奏の場を増やし、地元でももっと演奏したい。そして周りへの感謝を忘れずにいたい」。「気持ちは音に表れる」という思いを胸に、感謝と夢を音にのせ、今日もピアノを奏でる。

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