さがみはら緑区版 掲載号:2019年11月7日号 エリアトップへ

藤野が誇る児童文学者として吉野宿ふじやで企画展が開催されている 丘 修三さん(本名:渋江孝夫さん) 名倉在住 78歳

掲載号:2019年11月7日号

  • LINE
  • hatena

独自の世界観 子ども魅了

 ○…郷土在住で日本を代表する児童文学者を紹介する企画展が12月1日(日)まで、吉野宿ふじやで開催されている。ペンネームの『丘修三』は「世の中どこか『オカシイゾ』」をもじってつけた。独自の視点から子どもたちの感性に訴える著作は評価が高い。11月17日(日)、23日(土)、24日(日)の午後1時30分からは自身も参加する朗読会が開催される。「自分の作品を読むのは照れるが、私の作品の朗読を聞いて個々に何か感じていただけるものがあれば嬉しい」

 ○…大学で障害児教育を学び、国立、都立の養護学校の教師として25年勤務した。42歳の時、病気入院中に児童文学に目覚め、以来50冊近い本を出版。作品は短編小説が多く、中でも、障害者のありのままの現実を描き、日本児童文化学者協会新人賞、坪田譲治文学賞や新見南吉文学賞を受賞した名作『ぼくのお姉さん』も6作の短編で構成されている。「障害者を扱った作品は彼らをいたわるという視点のものが多い。そんな中、健常者の彼らに対する差別や視点をありのままに書いた」と紹介する。

 ○…趣味は絵画に俳句、書など幅広い。1995年に府中市から転居。4人の孫を持つ優しいおじいちゃんでもある。「藤野は自然豊かな住むには素晴らしい場所。芸術家の方も多く在住していて、執筆活動にも適している」

 ○…ここ数年は主宰する文芸誌『はやし』などを通じて、後進の育成に力を注ぐ。「もう少し言語力と構成力を勉強して欲しい」と若手作家に注文を付けるが、斬新な着眼点やストーリー展開は素晴らしい素質をもつ作家が多いという。「我々世代とは感覚が違うが、良い作品は数多くある。昨年も『はやし』から2人が本を出版できた」と嬉しそうに話した。
 

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

大野 幸治さん

このたび相模原市少年鼓笛バンド連盟の会長に就任した

大野 幸治さん

南区旭町在住 49歳

11月26日号

草野 佑太さん

1月に発足したバスケットボールチーム「相模原プロセス」の代表を務める

草野 佑太さん

南区相模大野在住 23歳

11月19日号

遠藤 誠さん

このほど市立図書館の館長に就いた

遠藤 誠さん

南区新磯野在住 57歳

11月12日号

田上 数仁さん

津久井警察署の新署長に就任した

田上 数仁さん

津久井署管内在住 56歳

11月5日号

石井 茂さん

2020年度の消防庁長官表彰を受けた

石井 茂さん

中央区東淵野辺在住 59歳

10月29日号

木口 真治さん

神奈川県 県央地域県政総合センターの所長に就任した

木口 真治さん

相模原市出身 56歳

10月22日号

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年12月4日号

お問い合わせ

外部リンク