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さがみはら緑区 社会

公開日:2021.03.11

区内プレス機械製造会社
「鉄」だけでなく「布」も
自社でマスク生産 寄付に

  • アイダエンジニアリング(株)で行われている不織布マスクの製造の様子

    アイダエンジニアリング(株)で行われている不織布マスクの製造の様子

 工業製品のプレス成形技術を扱うアイダエンジニアリング株式会社(大山町/会田仁一社長)が、昨年6月から不織布マスクの生産を始めている。当初は従業員やその家族などに向けに配布してきたが、9月に相模原市役所や相模原協同病院、相模原赤十字病院にそれぞれ2800枚を寄付。11月には医療機関や高齢者施設などでの使用を想定し5600枚、2月には児童施設などでの活用を想定し子ども用のマスク7840枚を市役所に寄付してきた。



 同社は1917年創業で、イタリアやアメリカ、中国などにも拠点をもち、国内外合わせて2千人以上の従業員がいる。薄い金属素材に一気に圧力をかけ変形させる鍛圧(プレス)機械の開発・製造・販売が主力事業で、自動車や家電、精密機械など生活全般にかかわる必要不可欠な加工技術を擁している。



 国内外でトップクラスの業績を誇る同社だが、以前より「鉄」にこだわらない多角的な事業展開を検討していたという。昨年、新型コロナによる全国的なマスク不足を契機として、自社で不織布マスクの製造機を購入。6月から少人数体制で稼働を開始し、現在は1日に2000枚ほど生産している。同社の鵜川裕光管理本部長は、「緊急事態宣言前後は不織布マスクが品薄で高価だったため、自社で生産・配布することで従業員やその家族、地域の方々に安心してもらいたいという思いだった」と話している。



 同社によると、今後も従業員などに配布すると共に、地域貢献として寄付活動を続けるという。

 

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