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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2026.05.14

4月1日付けで相模原市参与に就任した 都丸 美里さん 横浜市在住 60歳

  • 都丸 美里さん (写真1)

「在りたい」市政 共に考える

 ○…専門的な知識が求められる行政課題について市長に意見を述べ、助言も行う。自動車販売会社で高齢者や障害者ら「支援が必要」な人たちへの事業に取り組んできた実績が評価され、委嘱に至った。「責任と同時に前向きな思い」と決意を話す一方で「旗振り役にはならない」とし、「市政に関わる職員や地域住民の『どう在りたいか』という声に寄り添い、共に考えていきたい」と述べる。

 ○…佐賀県生まれ。小学生の頃はトランペットとバスケットボールに夢中だった。高校から始めたバドミントンでは2年連続でインターハイに出場し、西日本インカレ準優勝の実績を残す。そのインターハイで出会った男性と結婚し、神奈川へ。子育てが一段落した頃、縁あって神奈川トヨタに就職した。

 ○…バイタリティーとユーモアを併せ持つ。ある取材で「ウイスキーを嗜むのが好き」と答えたところ、記事を見た知人から「嗜むじゃなくて煽るだろ」と突っ込みが入った。社内では時間を惜しんで走り回る姿も多く見られる。ディーラーで働く中で「苗字(とまる)を『止まる』にかけて説得力をもって生かせることが一番良かった」と笑う。「ただ、熱い情熱は『止まらない』」と語るのが決まり文句だ。

 ○…ドライブの際、車椅子を利用する友人が手動運転装置を備えた車で現れた。それまで「支援する側」と捉えていたが自身が大けがで3カ月の入院を経験した後だったこともあり、「支援される側でもある」と気付かされた。「支援は一方通行ではなく、関係性の中で循環していくもの」。アメリカの心理学者エドガー・シャインの考えに多くを学んだ。仕事においても一方的に正解を示すのでなく、「共に考える」姿勢を大切にする。

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