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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2023.08.03

ネイル世界大会のメンズマニキュアジェル部門で優勝した
森久保 千里さん
日連出身 40歳

挑戦し続けるネイリスト

 ○…ネイリスト歴19年。苦手なネイルケアを克服するため2009年から大会への挑戦を始めた。今年3月、初めて臨んだ世界大会「ブリリアントカップドバイ」で、2部門1位を獲得。「仲間のサポートがあったからできた優勝。感謝の気持ちでいっぱい」と振り返る。翌月の「ジャパングローバルネイルカップ」の結果は2位止まり。リベンジをかけて挑んだ7月の「ブリリアントカップフランス」ではメンズマニキュアジェル部門で優勝を手にした。「1位を奪還できてよかった」と安堵の表情。「海外の作品を見ると自分はまだまだ。メンズネイルケアで世界を制覇できるよう頑張りたい」

 ○…日連出身。短大在学中に「子どもの頃から憧れていた」ネイルスクールへ通い、卒業後そのままネイルの世界へ。大会で採点を大きく左右するという爪のモデル。「電車で吊り革を握る手ばかり目がいってしまって」と照れ臭そうに打ち明ける。「この人!」と思えば、何処でも躊躇なく声を掛ける。大会前、モデルのケアのために広島まで毎週通ったこともあるそうだ。

 ○…運動好き。中高では剣道部に所属し、男子相手に猛練習、県大会へ出場した経験も。昨年からジム通いを開始。1日最低8千歩のウォーキングも続ける。「リフレッシュも兼ねて、無理せず少しずつですけどね」

 ○…ネイルサロンで働きながら、スクール講師やアスリートネイルエグゼクティブトレーナー、爪切り指導士としても活躍。秋には台湾大学でのセミナー登壇も控える。「おしゃれネイルだけでなく、アスリートや幅広い年代の人たちに爪の大切さを伝えたい」と目を輝かせた。スローガンは「健康は正しい爪切りから」。大きな夢に向かい挑戦する日々は続く。

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