相模原市のホームタウンアスリートで、緑区出身のF1ドライバーの角田裕毅選手のファンミーティングが12月5日、相模原市民会館で開催された。主催は角田裕毅応援団。
当日は地元のほか、福岡県や北海道などからもファンが駆け付けた。大きな拍手を受けて登場した角田選手は、今シーズンについて、「今年は『僕はここまで早いぞ、ここまで結果出せるぞ』とドライバーとしての価値を高め、他のチームからもオファーをもらえるようなドライバーになるというのを目標にやってきた」と話し、「全力を出し切った」という日本GPなど、これまでのレースを振り返った。
その後は、集まったファンからの質問に答える一幕も。レーシングスーツを来て訪れた宮良凰玄(おうげん)君(5)の「F1レーサーになるために、早く走るにはどんな練習をしたらいいですか」という質問に対して角田選手は、「まずは自分よりも早い人の後ろに付いてどんなラインを通っているか、ブレーキをどこで踏んでいるか、まねることが最初。それを積み重ねていって、さらに早い人をまねて自分のスキルを上げていくこと。僕も今でも同じことをしています」と話し、「いつか一緒に走りましょう」とエールを送った。イベントを終え、凰玄君は「質問できてうれしかった」と感想を話した。
角田選手は2021年に2000年代生まれとして世界で初めてF1デビューを果たした。F1に参戦して3年目となった今年は14位だった。
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