さがみはら緑区 社会
公開日:2025.01.30
ふれあい科学館
渓流の生き物を特別展示
アマゴなど26種50点
相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(中央区水郷田名)で、特別企画展「渓流展〜川がはじまるところ〜」が開催されている。3月9日(日)まで。
渓流とは河川の上流域のこと。流れが速く、冷たい過酷な環境で暮らす生き物について、26種50点(うち標本3種3点)の展示で紹介している。
渓流を代表する魚で赤い斑点がある「アマゴ」や、泳ぐ力が強い「アジメドジョウ」、犬のようにワンとなく「ネバタゴガエル」などが展示されている。沖縄や北海道の渓流の生き物や、水源林に暮らすフクロウの一種「アオバズク」なども見ることができる。「厳しい環境に適応した生き物たちの力強く生きる姿を見ていただきたい」と同館の職員は観賞を勧める。
また同館は、昨年11月に常設展示「森のカエル水槽」を新設した。森に暮らすカエルの多様な暮らしを紹介している。カエルなどの両生類は現在、世界的に減少傾向にあるという。担当者は「カエルは水のそばにいるイメージですが、カエルを守るには色々な環境が必要であることを伝えたい」と話している。
開館時間は午前9時30分〜午後4時30分。月曜休館(月曜が祝日の場合は開館)。問い合わせは同館【電話】042・762・2110。
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