ポロシャツを手にする津久井商工会の職員。右が前面のデザイン、左が後面のデザイン
津久井商工会商業部会（高橋幸一部会長）がこのほど「津久井城ポロシャツ」を作成し、イベントなどで販売を始めている。
このポロシャツは津久井商工会が２０１０年に開発した「津久井城ブランド」を盛り上げようと制作した。津久井城のブランドを通して商品開発、販売を支援することで地域商店の活性化、観光促進につなげようという取り組み。現在は10数件の認定品がある。しかし、ここ数年はコロナ禍で動きが停滞気味になっていたという。
地域経済の活性化のために再度ブランドを盛り上げていくとともに、商業部会の連帯感、意識醸成のためにポロシャツを制作。仕上がりの良さに「一般向けにも販売しよう」と昨年から地域のイベントで販売を開始した。
内藤、北条の家紋
ポロシャツは黒地にグレーの文字が目立つデザイン。右胸には津久井城主だった内藤氏の家紋、背中には内藤氏が仕えた北条氏の家紋と「津久井城」の文字が入る。素材はポリエステル１００％。津久井城は山城で、現在の津久井湖城山公園のパークセンターのある根小屋地区にあったとされる。
高橋部会長は、「津久井城のブランドを使って各商店に商品開発を進めてもらい、地元商店の売上げ増に貢献できれば。そして、多くの人に津久井城のことを伝え足を運んでもらい、地元商店を利用していただけたらうれしい」と期待を込める。
なお、津久井城ポロシャツはイベントで購入することができる。直近では３月30日（日）の津久井湖さくらまつり（花の苑地）で販売の予定。税込３３００円でサイズはＭ〜３Ｌまで。
詳細、問い合わせは同会【電話】０４２・７８４・１７４４。
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