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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.09.18

つながり、新たな創造を
「緑区100人カイギ」スタート

  • ゲストと会場に集まった参加者

  • 5人のゲストが登壇した

 緑区にゆかりのある人の話を聞き、つながっていくことで、地域のあり方や新たな価値観を創造していく「相模原市緑区100人カイギ」が9月6日、森のイノベーションラボFUJINO(森ラボ)で初開催された。

 100人カイギは2016年に東京都港区でスタート。毎回5人のゲストが登壇し、100人に達したら解散する。これまでに134地域で開催され(8月1日時点)、市内では「さがみはら100人カイギ」が18年から23年に開催された。

 記念すべき第1回のゲストは、相模原市緑区長の椎橋薫さん、一般社団法人クレアル代表理事の井上愛智さん、藤野商工会青年部50周年特別委員会委員長の山崎勇貴さん、シュタイナー学園高等部校長の浦上裕子さん、相模原商工会議所副会頭で公益社団法人相模原市観光協会副代表理事の原幹朗さんの5人。それぞれがバックボーンや地域に対する思いを述べていった。

5人が思い述べる

 山崎さんは、地域貢献への思いから地元の藤野で商工会青年部の一員として活動。放置竹林の課題に取り組み、竹明かりでライトアップする事業を初開催したと話した。

 井上さんは、今年5月に藤野に訪問看護ステーションを開所。「すべての命を掬(すく)う」ことを掲げ「赤ちゃんからお看取りまでの看護」について、経験談などを語った。

 浦上さんは、三鷹(東京都)にあったシュタイナー学園に子どもを入学させた当時の教育制度の矛盾などを指摘。学校が藤野に移転した経緯などを回想した。

 原さんは、学生・社会人時代を振り返りつつ、現在は行政の枠組みにとらわれない広域の観光振興に力を入れていると言い、来場者に自身が手掛けた鳥瞰図を配布した。

 椎橋さんは、「人をつなげたり楽しませたりすることが好き」と語り、区長としてのエピソードや地域のポテンシャルの素晴らしさに触れた。

 当日は48人が参加。藤野在住の男性は「これだけ緑区や藤野に興味がある人がいて驚いた。いろいろな人と話せたし、ここから新しい動きが生まれたら良い」とつながりの発展に期待した。

 次回の100人カイギの開催は11月15日(土)、午後3時から森ラボで予定している。

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