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さがみはら緑区 社会

公開日:2026.06.10

AIロボの開発に奮闘 株式会社クフウシヤ【さがみはらロボットフレンドリーDay】

  • (右から)日野さん、大西社長、開発を支える経営企画部の熊谷彩乃さん。熊谷さんは「動かないものを動かすエンジニアにはリスペクトしかないです」と話す

    (右から)日野さん、大西社長、開発を支える経営企画部の熊谷彩乃さん。熊谷さんは「動かないものを動かすエンジニアにはリスペクトしかないです」と話す

 株式会社クフウシヤ(中央区淵野辺本町)では、女性エンジニアが即戦力としてロボット開発の現場で活躍している。

 日野なつみさんは昨年2月に入社。「人を助ける仕事に就きたい」と看護師を目指していたが、「ロボットの方が多くの人に使ってもらえ、助けられる」とその道を志した。大学でロボットを学び、他社を経て同社と出合った。

 現在は身体機能と知能を兼ね備えた「フィジカルAI」の開発に注力。人間の動きをAIに学習させて自律駆動させる「模倣学習」において「学習量をいかに減らすか」という課題に挑んでいる。「技術的に楽しそう」ときっかけを語る日野さんだが、ゼロからの開発には苦労も多い。特に日々の急速なAIの進化に伴う知識のアップデートには苦心しつつも、ロボットが思い通りに動いた瞬間には大きなやりがいを感じるという。

 同社の大西威一郎社長は、入社後も学び続ける日野さんの姿勢を高く評価。全幅の信頼を寄せている。将来的に日野さんは「どんな課題でも解決できるエンジニアになりたい」と笑顔で語る。

「誰か」をロボに

 同社が見据えているのは、危険度が高いために人が立ち入れないような場所でのロボット活用。特にクマが出没する森林や廃炉作業の続く原発などでロボットが活躍できると強調する。

 大西社長は「誰かがやらねばならないが人間にはできないことをロボットに代替させ、ビジネスとして成立する道筋を作りたい」と展望を描く。「今後も楽しい開発を続けたい。そのためにもしっかりと技術を持って社名の通りに『工夫』を凝らしてやっていきたい」

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