1月1日付で第44代町田青年会議所の理事長に就任した 松井 大輔さん 相模原市在住 39歳
熱い思いで先頭に立つ
○…今年のテーマは「夢を語りつくそう」。青年会議所(=JC)の活動を充実させるためにも自分の足元を見つめ大切にしなければならない。JCメンバーは企業のトップや経営に責任を持っている人が多い。そのためにも自身の仕事が上手くいかなければ、継続して活動することができない。JCで奉仕の社会性を学び、メンバー各自が身を置く土台にも気を配る。
○…32歳の時にJC入会。27歳の時にも誘われたが、その時はJCの存在をあまり知らず断った。その後、出席した研修会がJC主催のものと知り、こういう事業もしているんだと興味を持ち、足を踏み入れた。09年には全国JCの日中事業に副委員長として参加。中国の勢いを知り、中国の要人とも会談した。個人では体験できないようなことをJCで学び、日本のみならず海外にも人脈を広げた。「JC活動の懐の深さを知り、本当にいい勉強になった」と振り返る。
○…町田市出身。実家の食品関係の仕事とともに、市内外で5店舗の居酒屋を経営している。「美味しい」「また来るね」の言葉にやりがいを感じる。「自分一人では何もできない。アルバイトも社員も同じ気持ちで接客しないと絶対にお客さんを喜ばすことができない」と話し、そのためにトップとして一番大事なのは「みんなを同じ方向に向かせること」という。
○…JCとして町田市が抱える問題を市民と共有することに重きを置く。市長が唱えたマニフェスト検証会や、継続して行われている市民討議会、わんぱく相撲、全市的なスポーツイベントなどの事業を今年も行う。様々な場面で市民と交流を持ち、意見を言う・聞く機会や子どもたちが思いっきり力を出せる機会などを提供する。「地域を良くするためには、まず足元の会社、そしてJC。不況と言われる中、大変なことかも知れないが、それだけのことが出来る人材が集まっている」と力強く話す。
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2018年3月15日号
2018年3月15日号