東日本大震災の3月11日に起きた大型スーパー「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩壊し2人が死亡した事故。町田市の現地調査で店舗内の柱とスロープの溶接部分が発生していたことは分かっているが、コストコ側が依頼した設計会社2社による立ち入り調査が5月18日から始まった。この調査には、警視庁と町田市も立ち会った。
市はこれまで、2002年に完成した同店の市に提出された建築確認など書類を調査したが、問題は見つからなかったという。
18日から始まった調査では、どのような現象が起きスロープの落下につながったかなどを調べる。また設計や施工、建材などについても検証する。
調査は1か月以上かかる見込みで、報告書は6月下旬から7月上旬に市に提出される予定。その後、市による検証が始まり、落下した原因を追究する。
市によると、この事故を受けて国交省から、同じ施工の図面を注意深く確認することが通達されているという。
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