町田版 掲載号:2011年6月30日号
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町田市内で認知症本人とその家族のための団体「つながりの開」代表を務める 前田隆行さん 相模原市南区在住 35歳

当たり前の暮らしのために

 ○…「認知症であっても安心して町田市で暮らせるために」と昨年秋に結成した。様ざまな職業に関わる市民、行政、団体など市を構成している人たち約60人が参加している。「町田市から、認知症の方でも安心して、当たり前の変わらない生活ができることを目指したい」。町田が変われば、近隣の市町村、そして全国に発信していきたい。「みんなが認知症を理解して、そしてその仕組みができれば」と奔走する。

 ○…大学に入るまで福祉にはまったく興味がなかった。ニュージーランドへの留学の時、ホームステイ先のお父さんが仕事で車いすを制作していた。会社に一緒に行くと、イメージしていた福祉の現場と全く違い、そして利用者に喜ばれた。「福祉の世界に入ってみよう」とその時に感じた。

「日本に帰って福祉の現場に入ると大変なことが多くて。でも社会的意義ややりがいはとても感じる」

 ○…昨年の夏、認知症のために入院している知人を訪ねた。身体がずれないように車いすに固定され、車いす自体も倒れないように壁に固定されていた。「人間として扱われていないのでは」と現状を勉強し、”つながりの開”を結成した。初めて会合を開いた居酒屋と、「会を広げ、つながりを開いていこう」と”開”の文字を入れた。

 ○…藤沢で育ち、父親から教わった海釣りが趣味。ただ5年ほどはご無沙汰している。「息子が生まれてから行っていないので、そろそろ教えてあげたい」と4歳になる息子さんのために竿を買おうと準備している。「もう一人、子どもが欲しい。次は女の子がいいな」。奥さんと娘さんが台所で料理しているところをビールを飲みながら見るのが夢だという。活動は現在、本人とその家族、サポーターの交流、ケアなどが多いが、今後は市民への認知症の啓蒙や、市民全体での認知症者の対応訓練も実施していきたい。町田を安心して暮らせる町にするために。
 

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