桜美林大学で開催された「模擬結婚式」でリーダーを務めた 小川 瞳さん 桜美林大学ビジネスマネジメント学群 20歳
想いに応えるウェディングを
○…モデルの試着、打合せ、連携する地元商店街との交渉。企画が進み始めてからの1ヵ月は忙しい時間が続いた。桜美林大学で開催された荊冠堂チャペルでの模擬結婚式で、運営のリーダーを務めた。「もともと将来の方向性としてブライダルを志望していたので、この企画は自分にとってとても良い機会でした。短い限られた時間内で式を終わらせること、これが課題でした」。同大チャペルでの挙式認知と、学生がどこまで関われることができるのかの模索。オリジナルブライダルを作りあげる、新たな試みに挑んだ。
○…ブライダルの道を知ったのは、中学生のとき。友達の母親が結婚式でのメークの仕事をしていたことから、この業界自体の存在を知った。高校の時には、実際に兄の結婚式に出席。「式では、普段言えないような感謝の言葉で溢れていた。とても素敵で感動しました」。出身の山梨県から、ブライダル業界についても学ぶことのできる同大へ進学した。
○…山口有次ゼミの有志5人で進めていったこの模擬挙式のほかにも、同ゼミでは昨年、地元町田でもファッションショーを企画、開催。学生が地元と連携して進めていくプロジェクトは多く、地域との繋がりも強い。「山口ゼミの魅力はメンバーの結束力がとても強いところ。本当に何でも出来る気がするんです」
○…大学2年時は、ブライダルの歴史や現状を知る授業も学んだ。ウェディングプランナーになるのか具体的にはまだ決まっていなく、まだまだ模索中だ。「もともと、絶対にしなきゃいけないものではない結婚式。これをたくさんのお金と時間をかけて大切な思い出を作ろうと皆さんやる訳ですよね。その想いに応えられるような式作りに携わっていきたい」。最後に自分の理想の結婚式はと尋ねると、「そうですね、少人数で皆がリラックスできる雰囲気で…今はまったく想像がつかないです」と笑った。
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