成人式「ニ十祭まちだ2015」の実行委員長を務める 津村 かりんさん 本町田在住 20歳
底抜けの明るさで新舞台へ
○…「堅苦しいのは苦手なんです」。実行委員長として周囲をひっぱる式典を「一生に一度のイベント。みんなが笑顔でいれる日にしたい」と意気込む。”長”としてのプレッシャーは「ないです。実行委員にはしっかりしたメンバーがいて、しっかりサポートしてくれるので!」。絆の深さに自信をみせる。
○…まとめ役に手を挙げたのは、小さい頃から大好きだったという2人のお兄ちゃんの影響。大好きなお兄ちゃんたちも長を務めていた。「『お前には無理』だって言われましたけど、目立つのが好きなんです」と笑う。会議では書記が書ききれないほどの意見を出し、他メンバーの意見にも納得がいくまでどんどん質問する。人見知りはせず、なんでも「はっきりいう」方でメンバーとは衝突したこともあった。「今ではいい思い出です。こんな私をみんなが支えてくれた。今年のみんなだったから、ここまでやり通せた」
○…自らを「真面目なタイプではない」というが、中学はチア部で運動をしながらも、「赤十字部」を掛け持ちし救命措置の知識を深めた。昨年は被災地復興支援として気仙沼の物産展にもボランティアで参加した。「人のためになることがしたかったんです。やってみて感じたのは、みんなで頑張った後の達成感。それが最高でした」。その気持ちをもう一度感じるためというのも実行委員に応募した理由の一つだ。
○…子ども好きが高じて春からは保育士として働くことが決まっている。学校が休みの日は居酒屋でのアルバイトに、ピアノの練習。「将来のために」と料理教室にも通うほどアグレッシブだ。海外旅行、一人暮らし、車の免許、両親への恩返し…「他にもやりたいことがいっぱい」とこれからの未来に期待を寄せる。でもまずは「成人式が楽しみ。来た人みんなが『よかった』と笑って話せる式典にします!」と同世代にメッセージを送った。
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