京王相模原線の相模原管区長に就任した 武田 阿沙美さん 市内勤務 31歳
「出会い・感謝を大切に」
○…7月から京王相模原線・京王多摩川駅から橋本駅までの相模原管区をまとめる管区長に就任した。京王線開業から103年。歴史ある同社の中で、初の女性管区長となる。主な業務は相模原線11駅を管理し、係員、アルバイトら約150人の労務管理等を行うこと。「重責を感じるし、不安も大きい。メンバーと共に、何事も前向きに取り組んでいきたいですね」と笑顔で抱負を語る。
○…管区長方針として「昨日の自分を超える」を掲げる。安全確保はもちろん、自らが課題を持ち、営業面等新しい分野にチャレンジしてほしいとの思いが込められている。出産・育児からの復職、子育て・介護しながら働くメンバーも時代と共に増えていく中で、相手の立場に立ちながら気づいたことを伝えていく。「メンバー、私自身がモチベーションをあげ、沿線を盛り上げるようにしていきたい」と微笑む。
○…グループ会社が多く様々な経験ができると思い、総合職として2007年に入社。「まさか鉄道部門になるとは」。車掌経験を積み、駅業務に携わる中で仕事の楽しさを感じ、鉄道のことが好きになっていった。旅客サービス課では、調布の連立工事の際にバスの代行輸送等の手配や、IC運賃の運用などにも従事。今後、沿線価値向上のためにメンバーが付加価値を意識してサービスを提供することができるよう取りくんでいきたいという。「道案内や沿線スポットの紹介、海外の方への案内など、始められるところからやっていきたい」と目標を語る。
○…学生時代は馬術部に所属し、今でも休日に乗馬をしにいくことも。「嵐」のファンでコンサートに行くことが楽しみ。好きなものにのめり込む性格で、仕事もプライベートも一緒になってしまうとか。「今後も人との出会い、つながりを大切にし、感謝の気持ちを大事にしていきたいですね」。相模原線の顔として今日も沿線を盛り上げていく。
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