町田市木曽西の武藤ギター教室に通う東直樹さん(28)が、6月に行われたハバナ国際ギターコンクールに初出場し、3位に入賞した。クラシックギターの本場の地で日本人による上位入賞は快挙といえる。
「いまだに実感がない。思いもよらないことだった」と東さん。14歳から同教室に通い、今でも練習は毎日最低でも6、7時間行う。これまで国内コンクールでの受賞歴がなく、武藤先生の助言を受けて飛び出した海外大会での好成績に本人も驚きを隠せない。武藤先生は東さんの良さを「教えを信じて文句を言わずに素直にやるところ」と話す。東さんは「多くの人に自分の演奏を聞いてもらいたい」と今後の抱負を語った。
7月29日(土)、町田市民フォーラム3階ホールで開かれる武藤吉洋門下生による「第36回発表会」が受賞後の凱旋公演になる。午後1時30分開演(1時15分開場)。課題曲だったA・バリオスの「大聖堂I・II・III」を披露する予定だ。入場無料。問合せは【携帯電話】090・6149・6251武藤ギター教室へ。
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