児童・生徒らの発明品が特許取得や全国大会出場など、目覚ましい活躍を見せる町田市少年少女発明クラブ(康井義明会長)は16日、町田工業高校の校庭で「第12回町田市少年少女発明クラブ小田急水ロケット大会」を開催した。
小田急電鉄(株)が「町田地域の子どもたちのチャレンジを応援しよう」と企業協賛を行い、初の冠大会となった同大会には、出場が98人、107機とこれまでの最高を記録。飛距離では100・36mを飛ばした高橋暖さん(町田二中1年)が初優勝、パフォーマンス部門では見事な高さと演出で大槻莉緒さん(大蔵小3年)が快勝した。
児童らのロケット制作から機体検査、飛行などを視察した同電鉄の相沢喜一郎CRS広報部長は「新宿に次ぎ、乗降者の多い町田駅は当社にとっても大事な駅。今後ともチャレンジする町田市の子どもたちを応援し、協力していければと思います」とコメント。同クラブは「町田工業高校からは大会横断幕を製作、寄贈していただき、20人のボランティア生徒が準備、運営、片づけなどをしてくれました。また小田急電鉄からは多数の賞品を寄贈していただき、大変感謝しております」と感謝を述べた。
現在愛知県で開催中(30日まで)の「2017年世界青少年発明くふう展」には、20人の日本代表に、内閣総理大臣賞の大槻紘生さん(金井中2年)、文部科学大臣賞の工藤万幸さん(鶴川第二中卒、高1)、特許庁長官賞の佐藤夢さん(鶴川第二中3年)の3人が選出され出場。活躍が期待されている。
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