今年の宮崎キャンプを取材していて、まず思ったのが選手たちの目の色がこれまでと違うということ。「新しいことにトライしているな」という部分が見えて、しかも手ごたえも感じられた。今季チームはプレーオフ進出圏内の6位以内を明確な目標に掲げている。その点からも気持ちの入り方が違うのだろう。
個人的に期待しているのが、売り出し中のMF平戸太貴。セットプレーやパスの精度、攻撃に変化を加えるようなアクセントとなるプレーを得意とする。
ホーム開幕戦からの3月の3試合は絶対に面白い。最初の2チームはJ1経験のあるチームというだけでなく、豊富な資金力のあるチームとの戦い対してゼルビアはいいゲームをする。昨年のJ1チーム、大宮アルディージャやヴァンフォーレ甲府と互角に戦えれば、チームにとっては大きな自信になるし、勢いが出るだろう。シーズンスタートからそういうチームと対戦できる今季のゼルビアはついているかもしれない。最初からエンジン全開で突っ走ってほしい。
もっとも注目するキーマンはDFの深津康太。チーム8年目のベテランがとにかく本気になっている。6位以内を目指すという目標に対する”本気度”が違うし、その気持ちでチーム全体を引っ張っている。
3月のホーム戦は1年でJ1復帰を目指している強豪との対戦であり、どのチームにはとてもいいFWの選手がいる。そうした選手に対し、身体を張ったプレーでゴール前を死守するのが深津だ。チームの勝利のために貪欲に、そして勝つために必死に守り切るプレーを見せてくれる選手として絶大な信頼がある。
最後に、昨年後半けがから復帰したFW鈴木孝司。キャンプでの状態も良く、トレーニングマッチでも得点していた。鈴木が万全な状態であれば、中島裕希との2人がゼルビアの得点源になるのは間違いない。
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