神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2020年7月2日 エリアトップへ

アイスホッケー 「人間力、社会人力を引き出す」 横浜GRITS(グリッツ)監督に浅沼芳征氏

スポーツ

公開:2020年7月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
グリッツTシャツを着る浅沼監督(社長を務める蔵家で)
グリッツTシャツを着る浅沼監督(社長を務める蔵家で)

 横浜市をホームタウンとし、新横浜を拠点とするプロアイスホッケーチーム、横浜GRITS(臼井亮人代表取締役)はこのほど、アジアリーグアイスホッケーへ正式加盟した。同チームの監督には町田市内在住、慶応大学での指導経験のある浅沼芳征氏(有限会社蔵家代表取締役)が就任した。

 昨年5月に創設された横浜GRITS。中国や韓国がアイスホッケーの強化に本腰を入れるなか、国内では「競技だけでは生活が厳しく多くの才能が埋もれてしまう」状況にあったという。その危機感から臼井氏がプロチームの創設を決意。”やり抜く力”という意味の”GRIT”を名前にチームを発足した。浅沼氏が監督を務め、世界最高峰のナショナルホッケーリーグでのプレー経験を持つマイク・ケネディ氏がヘッドコーチを務める。

 今回GRITSが加盟するのは、アジアリーグアイスホッケー。強豪の北米や欧州に肩を並べ五輪でのメダル獲得を目指し2003年に創設された。日本の5チーム(GRITSを含む)に加え、韓国とロシアからそれぞれ2チームと1チームが参加している。

 新型コロナの影響により、現時点では試合開催の予定などは未定。先行きが見えない状況だが、代表の臼井氏は「リーグが始まったら一戦一戦がむしゃらにプレーし、戦い抜く姿勢を見せたい」と話す。

プロという名の社会人

 「夢と生きる活力に満ちた社会を作る」がチームのビジョン。そのために「デュアルキャリア」「地域貢献」「アイスホッケーの普及・育成」を3つの柱として活動方針を掲げている。「デュアルキャリア」とは安心して競技を続けられる選手の在り方を実現するというもの。昨今のプロ選手は現役時代は輝くも、選手生命を終えた後のギャップが激しい。浅沼監督が慶応大学のコーチ、監督として学生の指導をするにあたり、そのような理由でプロ行きを断念する学生が少なくなかったという。社会人の一員となる人材育成を――。浅沼監督は「ホッケーだけでなく人間力、社会人力を引き出していきます。そのために自分のサラリーマン経験が生かせるし、求められている」と話す。そして「単なるプロ集団ではなく、これからのスポーツ社会に活力を与える一味違ったチームになる」と期待を込める。浅沼監督も老舗酒屋の社長と同チームの監督の両方で「デュアルキャリアプロ」としてのスタートを切る。
 

横浜GRITSのメンバー
横浜GRITSのメンバー

町田版のローカルニュース最新6

ビールの名称を募集

町田産 4月20日まで

ビールの名称を募集

3月28日

待望のデュオコンサート開催

榛葉樹人&今井俊輔

待望のデュオコンサート開催

3月28日

チャリティー開催

ソロプチミスト町田

チャリティー開催

5月25日 原町田で

3月28日

手づくりバザール 開催

手づくりバザール 開催

30日 芹が谷公園で

3月28日

楽しく安全に山歩き

楽しく安全に山歩き

ハイキングクラブ「山ぼうし」

3月28日

ウェットティッシュが好評

ウェットティッシュが好評

オリジナルデザインで作成

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook