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町田 社会

公開日:2024.02.01

自動運転EV車「開発協力を」
サレジオ高専 相模原市と連携協定

  • 自動運転EV「VISMO」 同校の学生らがソーラーカー事業で培った技術、経験をもとに2020年から開発をスタート。既存の電動カートにシステム実装を行い、ミニモデルを開発するなど研究を重ねているところという。「将来的には、高齢者などが身近な場所へ移動するための乗り物になればと思う」と学生らを指導する同校講師の井組裕貴さんは話している。

  • 締結書を手にする小島校長(左)と本村市長

 小山ヶ丘のサレジオ工業高等専門学校は先月、エネルギーを効率的に活用するなどの「スマートエネルギー社会」の実現などに関する連携協定を相模原市と締結した。誰もが移動しやすい交通環境の構築や脱炭素型のまちづくりに協力していくもので、人材の育成にも関わっていくとした。

 今後、同校が開発を進める自動運転の電気自動車「VISMO」(ビスモ)の実証事業に相模原市が協力し、同市における脱炭素に関する地域課題の解決に向け、共同で研究を進めていくという。

「学生の指導も」

 同校で行われた締結式には同校の小島知博校長が登壇。「協力してビスモの実証を進めていきたい。学生の指導もお願いできれば」と話し、同じく式にのぞんだ本村賢太郎・相模原市長は「わくわくするような街づくりを一緒に取り組んでいけたらと思う」と小島校長に語りかけた。

 このスマートモビリティ及びスマートエネルギー社会の実現に関する連携協定の期間は締結日から1年間。満了前に意思表示が無い場合は1年間の自動延長になるという。

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