戻る

町田 社会

公開日:2025.07.10

「今年は実り早く、甘い」
ブルーベリー収穫期 つくし野の農園でも

  • 樹木を整備する同園スタッフ

 生産量日本一を誇る東京都内のブルーベリー。町田市内の農園では収穫期を迎え始めている。10を超える種類のブルーベリーが実る田園都市線つくし野駅近くの「つくし野2丁目ブルーベリー農園」は7月に入り、実が大きくなってきたといい=上写真=、つかみどりスポットとして開放する準備を進めている。移転し3年目となった今年は例年よりも実りが早く、甘みが強いという。

 さまざまな種類のものが育つ同園の代名詞となっているブルーベリーが、つくし野在住の中村笑江さんが50年以上前から化学肥料を使わずに育ててきた品種のもの。甘みのなかにほどよい酸味が加わった味わいで人気を集めている。中村さんの息子で園の運営にあたる匡秀さんは「今年は7月中旬以降につかみどりスポットとして開放する予定。地域の皆さんに喜んでもらえれば」と話している。

 一方、つくし野2丁目ブルーベリー農園で進んでいるのが、「フルーツ農園化」。ブルーベリーを栽培する畑近くでブドウを育て、今秋には初めての収穫を迎える予定という。「二毛作。キウイも育っているんですよ」と匡秀さん。園内ではいずれアイスクリーム屋を開設したいといい、「今年は間に合わなかったが、休憩所としての形はできました」と笑顔をみせている。

 つくし野2丁目ブルーベリー農園(つくし野2―31―11)は7月中旬以降、水・金・土曜日に開園。各日午前8時から正午までで、予約無しで来場可。つみとりは100グラム200円から。8月いっぱい開園予定という。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

町田 ローカルニュースの新着記事

町田 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS