町田 経済
公開日:2026.02.05
町田市
「働きやすい職場」を表彰
保育園と製造業
町田市は1月15日、「仕事と家庭の両立推進企業賞」の表彰式を行い、(社福)飛翔会みどりの森保育園(能ケ谷)と株式会社TBK(南成瀬)が表彰を受けた。
これは「仕事と家庭両立支援への取り組み」「男女がともに働きやすい職場づくりへ向けた取り組み」「性別にとらわれない、従業員の能力活用や職域拡大への取り組み」などを行い、ワークライフバランス推進に寄与する市内企業、事業所を表彰するもの。
みどりの森保育園が評価されたのは主に、年次有給休暇取得率やリモートワーク環境の整備について。日々子どもたちが通園してくる中、有給取得率は全国平均の65・3%(2023年度)を大きく超える85%。鈴木雅人園長によると「出勤している職員が対応すればOKという雰囲気作り」が高い取得率につながっているという。また、職員の数が多いことも有給を取りやすい要因となっている。
リモートワーク環境については会議をオンラインで実施する方針に転換した。子どもたちの情報共有のために職員間の会議は欠かすことができないが、以前は多くの職員がそろう時間が限られ、本来の業務終了後も会議のために園に残らなければならない状況が発生していたという。しかし、オンラインで自宅から参加できるようになったことで、無駄に残る必要がなくなり、拘束時間が削減された。鈴木園長は「賞に恥じないよう、今後も労働環境の整備に努めたい」と話している。
男性育休を推進
機械部品の製造などを手掛ける(株)TBKはサステナビリティ推進室が主導となり、子育て中の社員への支援拡充を行ったことが評価された。男性の育児休業取得率は60%(2024年度全国平均40・5%)で取得期間も長いという。短時間勤務は小学6年生まで対象。法令で努力義務と定められている1年生までを大きく超える取り組みとなっている。
育休や短時間勤務は、部署の他メンバーへの負担増が見込まれるがサステナビリティ推進室が部署の社内評価を上げることで、制度利用者を受け入れるインセンティブになっているという。
受賞をうけて同室の信藤康之室長は「業績の向上にもつながると信じて取り組んでいる。他の企業にワークライフバランス推進が広がる一助になるとよい。これからも市と協力していきたい」と話している。
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