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公開日:2026.10.01

市内フットサルチーム 紙再生通じ、環境訴える 仕組み構築 先月スタート

  • 包括連携協定の締結式に望む関野社長(右)と稲垣市長

    包括連携協定の締結式に望む関野社長(右)と稲垣市長

 町田市を拠点とするフットサルチーム「ASVペスカドーラ町田」が先ごろ、使用済みコピー用紙(普通紙)の回収・再生事業を町田市と連携してスタートさせた。企業や団体から集めた古紙を再生しより高い価値をもつ製品「アップサイクル品」へと加工、活用していく取り組み。環境について考える街づくりにつなげていきたいという。

 ペスカはこの事業を「MACHIDAペパルンプロジェクト」とし先月、事業を本格稼働。木曽東の境川クリーンセンターに紙を再生することができる専用機器を設置し、古紙回収に協力してくれる企業、団体の募集を始めた。市の協力のもと、アップサイクル品の売上などをもとに事業を継続していきたいといい、この専用機器を使用するために発生する古紙の仕分けなどは障害者が働く事業所に任せるなど、就労機会の創出にもつなげていく考えという。

 念頭にあるのが環境。限られた資源を有効活用していく仕組みを示すことで、地域にもその考えを浸透させていきたいといい、チームを運営する株式会社ペスカドーラ町田の関野淳太取締役社長は「温暖化により気温が上昇し運動できる時間帯が減少すれば、子どもたちの運動量が減ることになる。スポーツのもつ発信力で環境について考える街づくりにつなげていければ」と話す。

一通の手紙から

 この事業を開始するきっかけの1つとなったのが一通の手紙だった。元々、町田市立総合体育館(南成瀬)で行われるホームゲームでは観客に配布する試合に関する紙のプログラムを回収し、選手カードなどへと再生していたが、子どものファンの一人が限られた資源を有効活用するその取り組みに賛同。温暖化について考えるようになったことを手紙に書き、チームに送ってきたのだという。

 それを受けた関野社長は街全体へと取り組みを広げていく必要性を改めて感じたといい、「この事業を環境教育にもつなげていきたい。子どもたちが古紙再生作業の体験や見学ができるようにしていく」と力を込める。

市と包括連携

 先日は、この事業を含めた持続可能な街づくりを協力して進めていくための包括連携協定を町田市と締結したペスカ。締結式に出席した稲垣康治・町田市長は「これまでも地域に貢献してきてくれたホームタウンチーム。認知症の普及啓発活動なども含め、共に取り組みを行っていきたい」と話した。

 MACHIDAペパルンプロジェクトに関しての詳細は今後、ぺスカのHPにて公開していく予定という。

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