町田 文化
公開日:2026.10.22
2年ぶりに開催 町田時代祭り2026
「町田時代祭り2026」が10月25日(日)、2年ぶりに開催される。芹ヶ谷公園にて流鏑馬、居合抜刀、古武術演武、砲術の武芸が披露されるほか、甲冑をまとった人が街中を練り歩く「時代行列」も予定されている。時間は時代行列が午前11時から。武芸は午後0時15分から。問合せは同実行委員会【電話】042・724・1951。
魅せる実戦の剣 抜刀・流鏑馬
当日、抜刀を披露する全日本戸山流居合道連盟誠斬会と流鏑馬を披露する全日本戸山流弓馬会の会長を務めているのが、原町田で刀剣店と道場を営む籏谷三男さんだ。
共に伝統文化の継承を目的として立ち上げた団体。重視するのは形よりも「実戦」だ。「居合抜刀も流鏑馬も武道ではない。剣道、弓道とは全く違うもの」と語る。流鏑馬では的を射抜くこと、抜刀では相手を切ることができるかを最終目標として技を磨いているという。「もちろん『作法』とされるものはあります。しかし、それは効率よく物ごとを運ぶための動きなのです」
籏谷さんは元々は研ぎ師で日本刀にはなじみが深かった。そこから剣術にのめり込んだ理由を「江戸の人が楽しんでいたことをやってみたいと考えたから」だという。そして関心は、江戸文化の剣術から鎌倉時代の文化である流鏑馬にもおよび、こちらも連盟をひらいた。時代祭りでは「どちらも成功するかどうかに注目してみてほしい」と呼びかけている。
刀・甲冑・安土城 ロマン満載の展示品
町田時代祭りに合わせて行われる特別観覧ツアーで見学場所のひとつになっているのが原町田にある泰巖歴史美術館だ。信長にまつわる展示を中心とし2020年3月にオープン。関東各地から歴史ファンが訪れる場所となっている。
入館してまず目を引くのは実寸大再現された安土城の天守閣。担当者によるとNHKの大道具技術者などとも協力し、史料に基づきながら内装までこだわって作成させれたという。日本で実寸大安土城天守閣を見ることができるのは同館を含め、3カ所しかない。
また、信長に関する史料の他にも、鎌倉時代から室町時代にかけての武具を豊富に展示している。特に貴重なのが重要文化財に指定されている太刀「来国光」。南北朝時代の1350年前後に作られたと見られている。通常、時代を経ると刀の形が変わるが、この刀は作られた当時の形をそのまま保持しているとされている点が貴重なのだという。担当者はこの以外にも「甲冑、火縄銃などの武具や信長が領民に宛てて出した書状などを見に来てほしい」と話している。
開館時間は午前10時〜午後5時。入館料1500円(一般)。
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