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八王子版 公開:2016年3月10日 エリアトップへ

ソプラノ歌手で東京八王子中央LC主催のチャリティー公演(4月3日)に出演する 山口 佳子(よしこ)さん 並木町在住 39歳

公開:2016年3月10日

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触れてみて 生の音楽

 ○…年間で30本程度のコンサートに出演する。八王子での公演は年に1、2回ほど。恒例のLC主催のものは観客とのかけあいや、歌謡曲の披露があり毎回「ハートウォーミングなもの」になるそう。「楽しいコンサートを開いていきたい。オペラを観に来てくれる人も増やしたい」。多くの人に会場で全身を使って音楽を感じてもらいたいと願う。

 ○…父親がクラシックを好きなこともあり、身近に音楽がある環境で育った。6歳からピアノをはじめ小4の時、合唱クラブに入る。そこで初めて他人より高音が出ることに気が付いた。高1の時、合唱部での活動が、ある教諭の目に留まり本格的に音楽の道を歩むことに。東京藝術大学へ進学。大学でオペラに出あい、実習や発表を通じてその「歌って演じる面白さ」にのめりこんでいった。

 ○…大学院を修了し藤原歌劇団でデビュー。その後4年間、イタリアに留学。「5歳くらいの男の子がウインクをしてきたり、80歳くらいの方からナンパをされたり」と、楽しい思い出を話す。オペラは「歌舞伎のヨーロッパ版みたいなもの」と表現する。ひとつの舞台に色々な才能が集まり何百人もが関わる。難しい面もあるが、歯車がかみ合うと素晴らしい結果が生まれるそう。

 ○…国際コンクールで優勝経験のある、「ハイC」まで出る繊細な声。歌唱において最もこだわっているのは歌詞、曲の内容をきちんと伝えること。「『声がきれい』だけで終わりたくない」。その作品は何を言いたいのか、自分なりに解釈し譜面を何度も読み込む。「今は細い声だけどこれから年齢を重ねるにつれて柔らかく広がっていけるといい」。小学生の頃、音楽鑑賞会で受けた「生の音」の感動を今でも覚えている。その経験があって今の自分がいる。だからこそ「(コンサートなどで)小さい子どもに生の音楽に触れてもらいたい」と強く思う。もちろん大人が美声に酔いしれてもらうのも大歓迎だ。

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