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1000人超えの名物に 元八児童館の「お化け屋敷」

教育

掲載号:2019年2月7日号

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お化け屋敷に作られたトロッコ列車=1月28日、練習時の様子
お化け屋敷に作られたトロッコ列車=1月28日、練習時の様子

 元八王子児童館(大楽寺町)で今年も恒例の「お化け屋敷」が行われている。地元の小中学生が造作、運営をする手づくり企画。今の形になった2011年時は500人弱の来場だったがここ数年は1000人を超え、地元の「名物イベント」に。その盛況ぶりについて市の担当者は「地域の連携が強く魅力あるものができている。だから人が集まるのでは」と話す。

地元小中 手づくり企画子ども60人で「改造」

 かつて節分にあった邪気を払う儀式「お化け」。八王子ではこの時期に行われる芸者衆の仮装行事でも知られる。この「お化け屋敷」はその風習にちなんだもので、同館では冬の行事のひとつとして、数十年前から恒例に。

8年前からは近隣の中学校が部活単位で参加するようになり、校長も説明会に訪れるほど地域をあげての企画となっている。

 子どもたちは館内の一室をおよそ1カ月かけ「お化け屋敷に改造」する。四谷中と元八王子中の美術部、四谷中のDIY部をはじめ小学生を含む総勢60人ほどで作業をする。

 完成したお化け屋敷は「本物さながら」。段ボールの壁で狭い通路が作られ、美術部による絵画などで装飾される。コースの途中に線路がしかれトロッコ列車が走る。ブラックライトで雰囲気が出され妖怪などに「仮装」した小学生が来場者を驚かす。「お化け屋敷ですが、楽しんでもらえるものに」。館長の大塚朝生(あさお)さんはコンセプトを話す。

団結力 魅力創出

 市内で同館同様にお化け屋敷を企画する児童館はある。市担当者は「ここまで規模が大きくなったのは元八くらいでは」とし、その理由について「地域との連携の強さ」をあげた。同館スタッフは「小学生と中学生が一緒に運営している点が大きい。毎年、団結力がある」と喜ばれるイベントが作られる原動力を推測する。

 今では地域の冬の名物として定着しており、夏から「まだですか?」と尋ねてくる小学生や毎年ブログで結果等を紹介する保護者もいる。都心部の自治会が見学に来たこともあったそうだ。

9日まで開催

 「ここではほのぼのとした気分になってもらいたいです」と大塚さんは日常と違った時間を提供したい考えだ。

 開催は9日(土)まで。入場券が必要。詳細は同館【電話】042・625・6484へ。

作業に訪れた四谷中の美術部、DIY部の生徒ら。「精一杯作りました。今回は遠近感がポイントです」(美術部の塚越美紅さん)
作業に訪れた四谷中の美術部、DIY部の生徒ら。「精一杯作りました。今回は遠近感がポイントです」(美術部の塚越美紅さん)

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