ランプコーヒー(子安町)の店主で25日・26日にイベント「うえすとさいどCOFFEE」を企画した 港井(みなとい) 寿典(としのり)さん 台町在住 31歳
コーヒーで空間作りたい
○…コーヒーとの出会いは小5のとき。「大人っぽくてかっこいい」という憧れから小遣いを握りしめ、自販機で初めて買って無理をして飲んだ。それが嬉しかった。高校生の頃には自分で豆を挽いて飲むように。淹れる過程も楽しかったと振り返る。店では豆も定期的に変更して味の違いを堪能してもらうなど工夫しているが「コーヒーはあくまでツール。目指したいのは昔の商店街にあったような『温かみのある空間』」。
○…生まれ育ちは八王子。子どもの頃から野球にのめり込み、4番もエースも経験した。高校も大学もスポーツ推薦で入学。しかし頑張りすぎた。「大学に行った頃には燃え尽き症候群だったかも」。新卒で就いたOA機器の営業の仕事はいわゆる「ブラック」だったそうで、「相手を騙すような仕事に違和感があった。契約を取ってくれば会社や自分はうれしいかもしれないが、明らかに間違っている」。そこから「お金って何だろう」という問いが始まった。
○…半年で仕事を辞めて友人たちとアパレルブランドを展開。「何のために仕事をするのか」「幸せとは何か」をテーマにした結果、「伝えるなら『空間』の方がわかりやすい」と考え、最終的に現在のカフェ経営につながった。資金を貯めるため「夜勤明けのまま日勤に行ったり」と月に300時間程度働いたという。
○…「守るのではなく攻めていく」。イベントが目前に迫る。「西東京でコーヒーの文化を作りたい。自分のお気に入りの一杯を見つけてもらえれば」。先月には念願の焙煎機を導入し、店の面積も拡大。プライベートでも第一子が生まれたばかりと大忙しだ。「(里帰り中のため)まだ2回くらいしか会っていない。でも画像は送ってもらってますよ」と口元を緩ませる。
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