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50年 解決で存在価値
「残業手当の悩みはこれで解決！」など３冊の著作がある。現在も信用調査会社の媒体で連載を持つ。そんな社会保険労務士、山本法史（のりふみ）代表＝写真＝の「社会保険労務士法人山本労務」（元横山町２の５の６）が今年、創立50周年を迎えた。
社労士の仕事は、企業の社会保険の手続きを請け負ったり、企業の権利を守るためのトラブル解決に努めるたりすること。山本さんは大学時代、恩師から「価格破壊の先にあるのは人材破壊」と諭され、「これからの社会で社労士は重要な存在になる」とその道を志した。
17年ほど前、創業者である父親から引き継いだとき、法人の方針を１８０度変えた。「『できない』はやめよう。もっとお客様に寄り添おう」。今もそのスタンスに変わりはなく「うちに来てくれたら大丈夫。必ず答えを用意します」と自信を持つ。
顧問契約は６００社を超えた。22年前３人だったスタッフは現在30人に。「中小企業の社長は取引先と従業員との間で、苦しい立場にいる。知恵を出して課題を解決していきたい。我々は解決してはじめて価値のある存在になると思います」■社会保険労務士法人山本労務【電話】０４２・６４３・５８３０
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