神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2020年1月16日 エリアトップへ

子育て応援企業 食育PVを制作 食の現場、工程知って

教育

公開:2020年1月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
石森市長=左から4人目=と子育て応援企業の有志、PV作製者
石森市長=左から4人目=と子育て応援企業の有志、PV作製者

 市の観光PR特使であるバンド「フラチナリズム」が昨年9月に市に寄贈した食育ソング「いただきます」に対して、このたび、市の子育て応援企業に認定されている有志がプロモーションビデオ(PV)を制作した。

 ♪当たり前のように寝て起きて食べて生きている ♪僕らは命の上に立っている―。「いただきます」は食事ができることへの感謝の思いが込められている。今月9日に石森孝志市長を交えて市長公室で受領式が行われ、このほど完成したPVが披露された。

 PVは給食が作られる現場や泥まみれの農作業の様子など、食事が子どもたちに届くまで、どのような工程があるのかわかる内容。撮影は市内の学校や保育園、農家など10カ所で行われたそう。映像では高月の田で歌うフラチナリズムや子どもたちの笑顔が挿入されており、見た人からは「感動した」「子どもでもわかりやすい歌詞の中に重要なメッセージがある」などの声が聞かれた。

作る所に人がいる

 PV制作は市の要望を受けて市内の「子育て応援企業」の有志が応えたもの。子育て応援企業は、子育て家庭へのサービスを提供する企業が登録する制度。現在、112社・190事業所が登録されている。今回、その中から医療法人永寿会(西寺方町)、医療法人社団CSDSななくに歯科(七国)、合同会社TONTON(八幡町)、八王子市農業協同組合(椚田町)、有限会社 小田原屋(横山町)、有限会社村田石油(大楽寺町)の6団体が協力。市内の制作会社「八王子ジャーニー」(中町)がプロデュースした。

 ななくに歯科の深沢宗主さんは「一市民としても素晴らしい企画ができたと思う。八王子の子どもたちのために力を注いでいきたい」と話した。小田原屋の森朋永さんは「保育園などで魚を解体する所を見せることもあるが、それを見てから『魚が食べられるようになった』という子もいる。食が作られる現場に『人』がいるということを伝えるのは大切」などと話した。

1月下旬公開

 PVは1月下旬から動画サイトで配信予定で、市はホームページにリンクを張る。また、CD500枚を市内の保育施設、幼稚園、子ども食堂などに配布する。

八王子版のトップニュース最新6

「八学」が準優勝

⾼校男子バスケ大会

「八学」が準優勝

全国16校がしのぎ削る

4月18日

「ごみ少ない街」で連覇

八王子市

「ごみ少ない街」で連覇

リサイクル率は2位継続

4月18日

ハチオウジゾウ 故郷へ

ハチオウジゾウ 故郷へ

化石 発見者が市に寄贈

4月11日

スノボ全日本で優勝

難波空良さん

スノボ全日本で優勝

手術乗り越え 来季プロに 

4月11日

文化庁 100年フードに

八王子のふるさと料理

文化庁 100年フードに

地域で継承する食に認定

4月4日

「座談会」で悩み共有

市内子育て支援団体

「座談会」で悩み共有

活動認められ文科省表彰

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

八王子版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook