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公開日:2020.01.30
500年機に町おこし
地域住民ら「滝山城」盛上げ
来年、築城500年を迎える滝山城(高月町)を周知し町を盛り上げようと地域住民らが記念イベントを計画している。中心となる「滝山観光まちおこし実行委員会」の大澤敬之会長は「3年度計画で盛り上げていく予定。これを機会に多くの方に滝山地域へ足を運んで頂きたいと思います」と話している。
滝山城は1521年、武家領主、大石定重が築城したとされる。ただ、当時勢力を広めつつあった戦国大名、北条氏康の3男氏照を娘婿に迎える形で大石氏が北条氏の軍門に下ると滝山城は氏照の居城に。現在は城の本丸にあたる部分や空堀などが残り、国の史跡に指定されている。
来年の築城500年をきっかけに実行委員会が目指すのが城跡を中心とした滝山エリアへの集客だ。3月1日(日)に開催する催し(現在は申込締切)を皮切りに、記念碑の作製や城に関する講演会などを今年度から21年度にかけて実施し、市内外から人を呼び込もうと計画を立てている。「城跡の遺跡発掘にも力を入れていきたい。名物となりうるものが見つかれば」と大澤会長。課題は担い手の高齢化。1つ1つの企画を成功させ、地元の若者たちの興味を惹きつけたいと大澤会長らは考えている。「いずれ引き継いでいければ。地域一丸となり、滝山を市街地、高尾地域に続く観光地にしていきたい」
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