奉仕団体ロータリークラブ(RC)の新年度(2021-22年度)が7月1日にスタートした=中面に関連枠。今年度は八王子にある5つのRCを含む地区内合計97クラブの「長」であるガバナーに、東京八王子西RC所属の三浦眞一さん(72)が就任した。14日、市内でその方針などを聞いた。
市クラブから3人目
八王子5クラブからのガバナー輩出は三浦さんで3人目。任期は1年。
三浦さんは書籍雑誌販売(株)三成堂(中町)の会長で東京八王子西RCには1990年に入会。2012-13年度に会長を務めた。また、公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団の理事長や社団法人八王子青年会議所の理事長を歴任した。
東京にある88クラブとグアムなどの海外9クラブ、合計97クラブからなる国際ロータリー第2750地区ガバナーの就任は、18年に決定した。それから今年7月までの間について「その時々のガバナーの行動を見て発言を聞いて、どのような思いで運営しているのか?それを吸収することに全力を注いだ」と振り返った。その上で就任について「さあ、いよいよといった感じ。気が引き締まる」とし、1日にあった全国34地区のガバナーが出席したオンラインでの会合では「みなさんの顔を見て、さらに気合が入りました」と話した。
ガバナーは地区の代表者であり、国際ロータリーと直結する立場にある。三浦さんは同地区合計4600人の会員の「長」となった。「RCの活動は会員が主体。会員の皆様と共に歩み、しっかりバックアップしたい」と強調する。地区のスローガンは「奉仕の心でつながろう 地域と世界と」とし、今年、日本のRCが101年を迎えたことから「地区の会員の皆様には基本に立ち返って改めて奉仕に力を入れてほしい」と話した。一方でRCが抱える昨今の課題については「会員の減少」と認識しており「若い世代や女性の方に入会していただきたい」と呼びかけた。
今後についてはおよそ半年間、各地域で公式訪問をし、その後は来年6月にある国際大会に備えるなどするという。
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