コーラスグループ「新☆(SHINSEI)敏いとうとハッピー&ブルー」のリードボーカルを務める 宍戸 マサルさん 市内在住 53歳
夢引き寄せる 次は紅白
○...昭和を代表するムード歌謡グループを継承する役割を担った。「星降る街角」「よせばいいのに」などのヒット曲を新バージョンにし11月に発表した。実はこのグループ、子どもの頃から憧れの存在だったそう。その中で歌うことについて「自分が思っている方に進んでいくんです」と夢を引き寄せる力を持つような自信に満ちた表情だ。
○...日野市の出身。4人きょうだいの末っ子で「自由に育った」そう。小学6年から子役として映画やドラマで活躍。ただ社会人を経験したのち、再びその世界に戻ろうとしたが6年間オーディションに落ち続けた。最後と決めて臨んだ戦隊もの。6000人の中から5人が選ばれる。「絶対自分がレッド(主役)になる」。その気迫が通じたと今も信じている。オーレンジャーのオーレッドとしてさとう珠緒さんらと共演した。
○...趣味はゴルフで、プレイの後はパーティーで美声を披露することもしばしば。好物はビーフ。「毎日ステーキでもいい。500グラムは食べられる」。サッカー、空手道で鍛えた185センチのがっちりした体格。「やっぱり肉を食べないと」。歌声、体力、引き寄せるパワーや気迫の源は、ここにあるのかもしれない。
○...ソロ歌手で活動していた頃、親交のあった「純烈」の指導にあたり、全国のスーパー銭湯をめぐるキャンペーンに同行したことも。「ムード歌謡は女心を男性が歌う感じ。裏声を使うなど技術がいる」。現在の目標は来年の紅白出場。グループは人気を博した昭和の時代も選ばれたことがなかった。「敏さんが『芸能人は大晦日、ハワイにいるもの』と断っていたらしいです。我々はもちろん日本にいるつもりです」
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